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日本人はやっぱし、せっかち。

2006年2月5日(日)

日本に出張に来た。今年2回目で、2週間ぶり。
相変わらず全日空に乗ってきたのが、えらく混雑していた。その機内や日本に着いてから、改めて日本人のせっかちな部分を感じた。

そもそも、飛行機に乗り込むと、まず後ろからどんどん、おしくら饅頭のように、われ先にと強引に先に進もうとしている日本人が非常に多い。アメリカ人は、大抵の場合、前の人が頭上の荷物入れに格納終わるまで待っているのだが、日本人や他のアジア人はこの数秒間が待てない。

到着すると、まだ座席ベルトをはずして良いというサインが出る前に立ち上がり始めて、又頭上の棚を明け始める。スチュアーデスの「まだ立たないで下さい」という言葉など全くの無視。今日は、隣のおじさんのでっかい荷物を降ろす際、重さに耐えれず、僕の頭上におもいっきり落ちてきた。見た目にいかつい僕をびびったのか、僕を日本人と思ってくれなかったのか、特に何も言わず、そのまま無視しようとするので、「結構痛かったんですがねぇ」と睨むと、「???」って顔で僕を凝視していたけど、悪びれる事はなく、やはり「一番に出なきゃ」って感じで飛行機を降りていった。その人は多分、急いで他の飛行機にTransferするのかと思っていたら、2時間後の僕と同じ大阪行きの飛行機だった・・・。

「そやったら。ちょっと謝れよ。」

して、次に飛行機から降りて通関の際。少しでも短いラインに並ぼうとするのは、全く持って同感であるが、パスポートをチェックする列が1列増えた瞬間に、その列に、「ダー」って感じで人が流れる。その際、人の荷物を蹴ろうが、人に当たろうがお構いなし。

別に、アメリカが絶対に良いわけではないけど、この心のゆとりのなさは、同じ日本人としてちょっと寂しく感じた。

今回は今週の金曜日まで。
by hiro.b-bridge | 2006-02-05 22:31 | 出張